月曜日, 12月 23, 2024
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多機能型スタジアムの未来

2022年6月25日(土)にミクニワールドスタジアム北九州にて、リポビタンⅮチャレンジカップ2022 ラグビー日本代表とウルグアイ代表の試合が開催されました。

そして、翌日6月26日(日)J3ギラバンツ北九州のリーグ戦が開催されました。

土曜日にラグビー代表戦、そして日曜日にJリーグ開催というスタジアム運営から、芝生管理をはじめ、日進月歩での専門的な技術革新が起こっていると感じます。

https://twitter.com/JRFUMedia/status/1540894741705146368?s=20&t=PVKXcJOWfZBVEwZwiClpdQ

世界のスタジアム事例

そして、世界を見渡せば、レアルマドリード のホームスタジアム サンチャコベルナベウが大改築されるというニュースも。

サッカーのみならず、アメフト、テニスなど多競技が利用されるようです。

https://twitter.com/yoshizawabrasil/status/1565281366802964480?s=20&t=eUalY_jLh-LKM3XL9-m5Ew

商業施設との一体化

そして、シンガポールのプロサッカークラブ、タンピネス・ローバーズFCのホームスタジアムはOur Tampines Hubという商業施設一体型の複合スタジアム。

このような商業施設との一体化も、世界では当然の如くアイデアが具現化されています。

https://twitter.com/bee_yaah/status/1408458111388553216?s=21&t=_RiZpxHv3Drdb9-N0sLr3A

公共資産の有効活用について

日本におけるスタジアムの多くは自治体が保有する公共資産であることが多く、このような「箱物」である公共資産の有効活用は、自治体経営においても非常に高度な手腕が求められる分野です。

スポーツビジネス×多競技化(一つの競技のみを使用するのではなく、稼働率を上げて投資回収のスピード化と、まちづくりの核として、効果的な利用促進)としての視点だけではなく、様々な市場を融合させた複合型かつ多機能型、多種類のサービスを提供するスタジアムこそが、公民連携のシナジーを生む一つの答えなのではないでしょうか。

今後も世界的な多機能型サッカースタジアムの進歩に注目していきたいと思います。


【執筆者】吉澤正登
社会投資家 兼 海外大学名誉教授
プロサッカークラブ ファウンダー

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